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アメリカ生まれの陶芸家。大学卒業後に栃木県の益子で陶芸家として修行を積んでいたため、日本には人一倍親しみを持っています。
ものを手作りするのが好きで、とくに食の質にこだわりをもっています。彼の手作りのパンや、かまどで焼くピザは絶品です。
顔が広くフレンドリーで、毎日誰かが彼を訪ねてやってきます。
ヤンネは、ドイツ出身の陶芸家です。グレゴリーと共にTolne GGGを設立した後は、陶芸を続けながら育児も両立し、グレゴリーを支えています。手仕事が得意で、陶芸の他にはガーデニングや編み物も嗜んでいます。
陶芸スタジオ兼ゲストハウスのTolne GGGは、2012年に陶芸家であるグレゴリーとその妻ヤンネによって設立されました。
大学卒業後、陶芸家の島岡達三に弟子入りするために栃木県の益子を訪れたグレゴリーは、3年間そこで陶芸家としての修行を積みます。さまざまな職人たちと共同生活を送りながら、自分たちの手で作った食事を楽しみ、時には互いの活動をサポートしあう。そんな益子での暮らしに着想を得て、Tolne GGGを立ち上げました。
デンマークにありながら、日本での職人生活のインスピレーションを沢山受けている場所なのです。
私は大学卒業後、グラフィックデザイナーとしてTolne GGGに3週間滞在していました。そこでのたくさんの出会いが、今でも忘れられない思い出となっています。
Tolne GGGには、入れ替わり立ち替わりさまざまな人が訪れます。デンマーク人高校生の招待で現地の高校を訪問したり、隣町の音楽制作プロジェクトを手伝ったり、オーナーの紹介で現地のデザイナーの家に泊まらせてもらったり。1つの場所から多くの繋がりが生まれました。
デンマークでの体験は、私のデザイナーとしての活動の幅を広げる良いきっかけになりました。これから先、更に多くのものづくりに携わる人達がこの場所を訪れ、現地の専門家と出会うことで面白い化学反応が起きたらいいなと思っています。
Tolne GGGは、人と人とがゆるく繋がり合える素敵な場所です。このwebサイトが少しでも多くの人の目に留まり、興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。
Natsuki Tonuma
戸沼 菜月
